冬が訪れると、自然と恋しくなるのは、心も体も温まる温かい食事。
温かい食事を楽しむためには、うつわ選びも大切です。
手の中で感じるやわらかな温もりや、洗練された見た目のうつわが、
特別な冬のひとときをより一層豊かなものにしてくれます。
毎日の食卓にほんの少し気分を上げてくれる
冬のうつわをご紹介します。
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01 どんな風につかっても馴染んでくれるうつわ
冬といえばほくほくの具材が入ったポトフ。湯気が立つ熱々のスープにたっぷりの野菜が溶け込み、見るだけで心が温まります。ポトフを食べるときにより気分が上がるうつわは、寺島綾子さんの「リム中鉢」。一つ一つ丁寧に手びねりで作られていて、丸みのある柔らかなフォルムとシンプルなデザインが特徴です。マットな質感とほのかなつや、落ち着いた色味はどんなお料理にも馴染んでくれます。
奈良県で作陶されている寺島綾子さんがつくる作品は、ひとりの時間、家族との時間、大勢での会食など、いろいろな場面を想像しながら作られています。「どんな気分の時もその傍らに、いつも静かに存在できるうつわでありたい」という想いが込められています。 -
02 ほっこりした気分になる民藝うつわ
冬の定番、おでん。丹窓窯さんの「6寸スリップ文深皿」は、深さがあるので、大きな具材を入れても安心してお使いいただけます。
江戸時代から続く丹窓窯さんのうつわは、化粧土を使って模様を描くイギリス発祥の「スリップウェア」と呼ばれる技法を用いて作られています。伝統的な地域の文化を感じさせるデザインは、大胆でありながらも、どこか温もりのある仕上がり。
手作業で描かれた模様はすべて異なり、同じものは二つとない特別な表情を持っています。柔らかく、優雅で滑らかな曲線は女性らしさを感じさせます。素朴でほっこりするような温かみの中に凛とした佇まいを漂わせるこのうつわは、どんな料理も優しく包み込んでくれます。 -
03 華やかさと時を感じさせてくれるうつわ
クリスマスの季節、まちは輝くイルミネーションに包まれ、特別な雰囲気が広がります。そんなクリスマスの食卓にぴったりなのが、祥公窯さんの「紬器-tumugi-プレートM ブルーグレー 稜花-ryouka-」です。
ふんわりと花びらが開いたようなフォルムが特徴で、クリスマスケーキを盛り付けると、まるでテーブルに一輪の花が咲いたかのような華やかさを演出してくれます。シンプルなデザインの中に、アンティークな要素がさりげなく取り入れられていて、どこか懐かしさを感じながらも現代に溶け込むデザインです。
さらりとした手触り、心地のいいマットな質感と、心落ち着く柔らかなブルーグレーの色合いが特徴で、日常から特別な日まで様々なシーンでお使いいただけます。「紬器-tumugi-プレートM ブルーグレー 稜花-ryouka-」で心ときめくひとときをお楽しみください。