「ひと手間を惜しまない」商品づくりにこだわる「しあわせいっぱい」ブランドは、素材選びも大事にしています。

「しあわせいっぱい 海藻がいっぱい入った丸ごと梅のお吸い物」は、肉厚で皮が薄く、やわらかな果肉が特長の和歌山県の紀州南高梅を丸ごと一粒贅沢に使っています。

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「お箸でそっと梅の皮を開いたときに広がる肉厚な果肉、熟した実から広がる甘みとほどよい酸味をフリーズドライでもぜひ味わっていただきたい」

そんな想いから、私たちは紀州南高梅を選び、このお吸い物をつくりました。

梅のお吸い物の商品づくりへのこだわりや想いはこちらから→https://www.cosmosfoods.jp/blog/article/ume/

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今回は、そのお吸い物の主役である紀州南高梅を、和歌山県田辺市で栽培する三代目農家の廣畑佳和(ひろはたよしかず)さんに梅づくりのこだわりや想いをお伺いしました。 

紀州南高梅の始まり

和歌山県田辺市発祥の紀州南高梅の始まりは、約200年前にさかのぼります。

お米が育ちにくいやせた土地で、「他に何か育てられるものはないか」と模索する中、梅の栽培が始まりました。やがて、ある農家が譲り受けた苗木の中から、ひときわ大きく、色が美しい梅が発見されます。

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その優れた梅の調査には、当時の「南部高等学校」が調査に協力し、そのご縁から、紀州「南高梅」と名づけられました。こうして生まれた紀州南高梅は、今では日本全国、そして世界に誇る紀州の名産品となっています。

手間ひまこそが美味しい梅を作る愛情

そんな歴史ある紀州南高梅は、毎年2月、香り豊かな梅の花が咲き始めます。春には青々とした葉が芽吹き、やがて丸くふっくらとした実がゆっくり育ち始めます。

6月ごろになると梅の実は完熟し、その時が来るまで、農家さんはじっと見守りながら、自然に実が落ちるのを待つのです。

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完熟してから自然に実が落ちるのを待つことで、梅は香りも果肉も最高の状態になります。だからこそ、「じっと見守る」という手間ひまを惜しまない愛情こそが、本当に美味しい梅を育てているのです。

収穫された梅はすぐに選別され、大きさ・形・傷の有無によって丁寧に仕分けされます。

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紀州南高梅は果肉がやわらかく、ほんの少しの擦れや圧力でも品質に影響を受けやすいため、この選別作業でも農家さんの目と手、そして長年の経験が欠かせません。

品質を守るための工夫

紀州南高梅の高い品質を守るため、廣畑さんは塩漬け工程と苗木づくりに特にこだわっています。

「梅の果肉が割れたり崩れたりすることを防ぎ、見た目の美しさや品質を守るため、細心の注意を払っています。あとうちは、前年から取っておいた梅と塩でできた古酢を使ってまずは塩漬けをします。この古酢で一度軽くつけることで、梅に塩がしみ込みやすくなるんですよ」と廣畑さん。

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廣畑さんは、代々受け継いできた昔ながらの栽培方法を大切にしながら、梅の品質や見た目を守るためのこだわりを教えてくださいました。

また、きれいなA級の梅を作るために、廣畑さんのもう一つこだわりが「苗木づくり」です。紀州南高梅は自家受粉ができないため、ほかの品種との受粉が必要になります。

ミツバチの力を借りながら、みかん産地から巣箱ごと移動させて受粉させたり、近くに小梅などを植え、必要な花粉を確保します。

こうして受粉から生まれた良質な種を台木に、選び抜かれた南高梅の穂木を接ぎ木していきます。

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手間ひまをかけた苗木づくり、徹底的な品質管理があるからこそ、世界に誇る紀州南高梅をお客様にお届けすることができるのです。

さいごに

手間ひまを惜しまず丁寧に商品をつくり続けている「しあわせいっぱい」ブランド。

その根底には、農家さんが愛情を込めて育てた梅への愛情や想いがあり、そのすべてが「海藻がいっぱい入った丸ごと梅のお吸い物」には詰まっています。

「いっぱい買ってください。いっぱい食べてください。昔ながらの梅、味わってください。」

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シンプルでありながら、力強く、揺るぎない想いのある言葉からは、梅栽培にかける深みと重みが、静かに伝わってきました。

農家さんの手と時間をかけて作られた紀州南高梅。

その美味しさがぎゅっと詰まった「しあわせいっぱい 海藻がいっぱい入った丸ごと梅のお吸い物」を、ぜひご堪能ください。