コスモス食品が本社を構える兵庫県三田(さんだ)市。
豊かな自然が人の暮らしに息づく三田市は、
北摂・六甲山地に源を発する武庫川水系の4つの流域による肥沃な土壌と、
盆地特有の寒暖差は美味しい野菜を育てるのに最適な環境です。
コスモス食品は創業から50年以上、地域とのつながりを大切にし、
自然の恵みを活かしながら、食づくりを続けてきました。
その中で、三田市の農業協同組合と一緒に
農家の皆様も丹精を込めて育てた野菜を活かした商品づくりに取り組んでおります。
今回は農業協同組合の皆様の「規格外野菜を活かす」という願いのもと、
ちょっと形が曲がっていたり、サイズが揃っていないだけで味や栄養はそのままなのに
市場では販売できない「なす」と「ピーマン」を主役にしたプロジェクトが始まりました。
ご縁と応援、一皿に込められた想い
今回のプロジェクトを担当するのはコスモス食品の開発チーム「O-en」の3人です。
O-enの由来は『応援』と『人と人との縁(えん)』という意味が込められています。
O-enの詳しい紹介はこちらから!
O-en3人の「地元農家さんとのご縁を大切にしたい」「地元農家さんを応援したい」
という想いから誕生したのが、「三田で育ったなすとピーマンのビーフシチュー」です。
規格品だけではなく、規格外野菜も活かし、積み重ねてきた味づくりのノウハウと、
フリーズドライの技術で、手軽におうちで食べられる”シェフの味”を目指しました。
こだわりその① 余計なものは入れない、主役を活かす味づくりの裏側
ビーフシチューで主役となるのは三田産の「なす」と「ピーマン」です。
なすは生でも食べられるくらいみずみずしく、
ピーマンは、緑が鮮やかで肉質が柔らかく、辛味が少ないのが特徴です。
これら主役の食材が持つ、味や食感などの魅力を際立たせるべく、
ベースとなる味づくりに工夫を重ねました。
味付けは、素材がもつ力を最大限に引き出すために、野菜のエキスや野菜のペースト、
有機黒糖、香辛料などを使ってベストな配合を見つけました。
味づくりの土台となったのが玉ねぎの旨みです。
今回のビーフシチューには、調理方法が異なる玉ねぎが数種類入っています。
1つ目は、食感を出す具材として国産の生玉ねぎ。
2つ目は、コクや甘みを出すためじっくりと炒めた国産のオニオンソテー。
3つ目は、料理に深みを与えるオニオンペースト。
最後に、味を引き締めるため旨みを凝縮した玉ねぎエキスです。
余計なものを入れず、食材本来の旨みを大切にする。
そんなO-enの味づくりへのこだわりが、
「なす」と「ピーマン」がもつ素材の魅力を際立たせます。
こだわりその② 牛肉の旨みで全体をまとめる
なすとピーマンを主役におきつつも、
ビーフシチューの要となる「牛肉」にもこだわりました。
使用するのは国産牛肉。
なかでも大切にしたのは、牛肉の旨みの出し方です。
まず、なすやピーマンを炒める際に「ビーフオイル」を使用することで、
野菜本来の甘みや旨みを引き立たせました。「ビーフオイル」で炒めることで、
野菜に牛肉のコクが染み込み、噛むたびに野菜からも牛肉の旨みがじゅわっと広がります。
さらに、具材と一緒に国産牛をじっくり煮込むことで、牛肉らしい食感を損なわず、
ビーフシチュー全体がひとつにまとまった味わいに仕上がりました。
さいごに
地元・農家さんとの「ご縁」と「応援したい」というO-enの想いから生まれた
「三田で育ったなすとピーマンのビーフシチュー」。
三田産の「なす」と「ピーマン」を主役に、魅力を引き立て、
調和させるために素材を活かす味づくりと調理方法にこだわりました。
15年以上開発を共にしてきたO-enの3人は、遠慮なく本音をぶつけ合える関係。
だからこそ、幾度となく試行錯誤を重ね、 時には熱のこもった議論になりながら、
“おうちで食べられるシェフの味”を実現しました。
そんな三田産のなすとピーマンを使った特別なビーフシチューはオンラインショップ限定。
大人気につき、9月9日から再販がスタートしました。
ぜひ一度、その味わいを体験してみてください。