いよいよ改良版蒸留器を稼働

パクチーファランの写真

パクチーファランについてネットで調べてみると、

「この香は、生き生きした未来へ導く力、胃腸の気の流れを良くするPW、皮膚には蕁麻疹や湿疹、火傷にも効果あり、芳香浴、ホームケア、アロマバス等にも良い」

と書かれていて、これは、使えるかもと期待膨らませた。

いよいよ、実際に改良版蒸留器に火をともしてみる。

蒸留器の写真

動かしてみると、日本の既製品と比較すると、細かい所の微調整が必要で、誰でも簡単に作動させるには、まだ幾つかの改良点が見えてくる。手作りの面白さがある。

さておき、パクチーファランの香はいかに。約2㎏の原料から取れる芳香水は、約1ℓ。

順調に芳香水が取れはじめ、ミドルノート(蒸留開始から30分以降の蒸留水)付近で、香を確認して見る。

‥‥パクチーだ!

この臭い、日本人には苦手な人も多いあの香り。

でも、タイ料理には欠かせない素材なので、それなら、タイ人はどう評価するのかと、タイスタッフを呼び寄せて匂ってもらう。

‥なんと顔をしかめた。‥これは、相当の香マニアでないと受け入れられない。

と実験ノートに記した。